ツナ缶のスケッチノート

小さな振り返りノートの積み重ねから気づいた大きなスケッチブック。今のところの考えをつれづれなるままに。

そそのかし力

「真面目な人ほど、こういうクラスにしたいって思いが強くなって、反発を食らってしまうことがあるんだよね」

 

こういうことは本当にあるのだろう。

「いいと思うことはわかってる」

「なんで気づいてくれないんだ」

「俺のいうことを聞け」

そこから反発が生まれ、クラスが崩れていく。

いいと思う教育技術や学級経営を学んできたのに。。。

 

じゃあ、その教育をどのように子どもたちに伝えていくのか?

その伝え方に問題があるのだろう。

 

そこでポイントとなるのはどうやって「そそのかす」のか

そこを目指したくなるように。

納得感を持って。

 

なんかすごいことが起こるらしいよ?一緒に行ってみない?

目指す方向はこっちの方がよくない?

みんなならいいクラス目指せそうじゃない?

 

自己肯定感の低い人も一緒に行ったら、楽しいみたいな感じが出るように。

そういう力が大切なのかなと思います。

子どもの呼び方とアタッチメント(?)

なんか最近ぼんやりと思うこと

今までの学校で「苗字さんづけ」で子どもの名前を呼ぶことが多かったし、そういうスタンダードの学校もあったけど

最近の子どもたちって(いや、こういう言い方も変だけど)
むしろ呼び捨てで呼んだりとかちょっとしたあだ名で呼んだ方が
いいような気もするんだよなぁ。

ただ自分がおじさんになったからなのかなぁ(笑)

 

ニュースでも「昭和の方が今の時代より人の温かみがある」というインタビューに答えている女性が出ていた。

 

というのも、これまでは大人として距離を保っていた方がよかった面も多かったけど

むしろそうじゃなくて、愛情を注いだ呼び方の方が子どもたちに寄り添えるんじゃないかって

年齢による変化

時代による変化

があるのではないかと。

 

愛着の問題も叫ばれる中、どうなんでしょうか?スタンダードって必要ですかね。。。

東京駅の風景から考えること。

東京駅は外国から来た方が多い

そして、どの新幹線に乗るのか迷っている人もたくさんいる。

今日は2組の外国の方をどの新幹線に乗るのか案内した。

新年からいいことをしたなぁ笑

 

東京駅ってどの新幹線乗るために並ぶ列ってのがわかりづらいのかな

というか東京駅のインターフェースは地方に住む高齢者や初めてくる外国の方に優しくない気がする。

ふと見ると

外国の方がめっちゃ乗る新幹線とそうでない新幹線があるのだけど。

観光に行く街とそうでない街

 

数年前から思っていることが

 

地方都市には私立の小学校がないところも多い。

高校は多いかもしれないけれど、

義務教育の段階では公立小学校しかない。

 

僕のよく行く新潟県にも私立の小学校はない。

 

つまり、公立小学校に行くしかないのだ。

 

地方都市の公立小学校は

都会とは違って伸び伸びしているのだろうか?

やはり、時数などに追われて大変なのかなぁ。

僕が見えていないことも多い。

 

今の学びで不登校や生きづらさを抱えている子どもたちには

公立学校の学びが変わっていくか

新しい選択肢が増えていくことしかない。

 

しかし、地方にはその後、持続可能にまちづくりが進んでいく保証がない。

今日、ニュースを見ていて地方創生ってすごく大切な言葉なんだなぁって改めて思う。

 

テレビ番組は教えてくれる

箱根駅伝はなぜ見てしまうんだろう?

だんだんと迫ってくる順位が変わる瞬間

記録と勝負している時間

ハラハラとする時間がやってくる

 

それをしかもある程度、予測できるから面白いのかもしれない。

これは学習をするときにも同じで

ハラハラする時間や面白い時間が必ずやってくるとわかっていたら

その時間を待つことができる。

 

しかし、それとは別に最近のテレビ番組で面白いと思うものが減ってきてしまった。

それは、ある程度予想ができてしまうと言うか

パターンが読めてしまっているという感じがあるからだ。

歳をとったなぁ笑笑

 

ここから何が言えるのか?というと

ある程度の展開の予想は安心感を生む。

しかし、結末まで予想できてしまってはおもしろさがない。

予想される何かを裏切る

ちょっとの裏切りが必要なんだと思う。

 

授業づくりをする際に子どもたちがなにを身につけることができるのか?

どういう展開でどんな力がつくのか?

ここを意識して

そして、答えがわかっていたとしても

ちょっとそれを上回る何かを起こすような

計画を立てることが大切なのかもしれない。

さよなら2024、ハロー2025

あけましておめでとうございます。
年賀状は85円になってしまったので、ちょっと出し渋りをしてしまい(笑)

 

昨年度は何年ぶりかに学びの場に復活した8月。
12月にはワークショップもさせていただき、
また新しい一歩を歩き始めた感じの年でした。

今年は残りの教員としての生活はあと何年だろうって考えたとき
このまま続けることができるのかなぁって
このまま続けていくことが自分にとって楽しいのかなとも
考えました。

どうせやるなら、自分がやりたいことを続けていきたい。
かかわるひとみんなで、子どもの成長を純粋に喜びたいなぁって思いました。
ということで、踏み出した一歩をちゃんと歩き始める一年にしたいなぁと思います。

 

ということで、僕がこの場所からできることを考えて
新しいチャレンジに2025年はトライしていきたいと思います。
公私で大きく変化するこの一年が素敵な一年でありますように

つながりのあるみなさんには、たくさんお世話になるかもしれません笑
今年もよろしくお願いします。

複数で見るか、1人で見るか。〜これからの学校を考える

Facebookに書いていることを少しずつこちらにも残しておこうかなと

 

2024年特別支援学級を初めて受け持つことになって

一番感じた難しさ。

それは指導を合わせるということ

これは、学級においても補助に入るときに考えていくことかなと思います。

 

【学級を2人で見ること】

クラスに担任一人なのと
教科担任制などを用いて2人で見ることには
それぞれのメリットや難しさもある。

一人の時は全ての決定権は自分にあるので
判断がブレることはない。
しかし、時にその指導が厳しすぎたり、逆に弱かったりすることがあってそのバランスは難しい。

2人で見ている時には
指導とフォローができて、役割分担や同じ指導の視点で見ることができる。
しかし、その指導にズレが出てくる時にはほころびが見えてしまう。
だからこそ、その指導の仕方に
その時点で目標としているところに統一感を持たせる必要がある気がする。
時間をかけて話し合って、阿吽の呼吸じゃないけど、指導する必要がある。
ところが、学校にはその時間がないように思える。

いま、指導が難しいと言われることが多い時代に職員でどれだけその時間が取れるのかがいい学校を作る、先生たちが働きやすい職場なんじゃないかなぁと思う。

ブログを動かそう・2024年の読書記録

思うことがあって少しずつ書くことを始めていこうと思いました。

違うブログサービスを使おうかと思ったけど

これまでにやってきたことが消えてしまうのも、残念だったので。。。

 

そして、これは僕のこれまでの足跡

しっかりと思い返すようにしていきたいから続けていきたいと思います。

 

今年もたくさん本を読みました。年間145冊

去年は154冊だったのでちょっと減ってしまいましたが。

その中で、いい本だなと思った3冊をご紹介します。

僕の今年の興味は「特別支援教育」にあったので、それに関する本が多いですが。

 

 

米澤先生の本はたくさん読みました。

愛着障害について、すごく整理されて

この本をもとに隣の席の先生と愛着障害について話をしました。

いい学びだった1冊。

 

特別支援教育についての考え方が僕の中で

最もスッキリした本。

特別支援なのか、特別扱いした甘やかしなのか

僕の今の考え方はこの本がベースになっています。

 

学級の荒れにどのように対応するのか

古田さんの対応の仕方は参考になりました。

しっかりと振り返させる場づくり、大切だなと思いました。

 

ということでパッと思い返す

今年の3冊。

僕は図書館のヘビーユーザーなので最新の本は少ないですが・・・

今年のおすすめです。