しんかいのデザインノート

小さな振り返りノートの積み重ねから気づいた大きなスケッチブック。今のところの考えをつれづれなるままに。

ライティングワークショップをしてみると、リーディングへの影響

ライティングの質を上げていこうとする時に

やはり気になってしまうのは文章の拙さです。

もう少しレベルアップしてほしいと思った時に

文章の構造を知っておくことが大切になっていくんだなと最近改めて思います。

 

はじめと終わりで物語の変化したことはどこなのか?

その間に何があったのか?

例えば、「三年とうげ」では

病気になってしまったおじいさん→トルトリの助言→元気になったおじいさん

「ちいちゃんのかげおくり」では、

楽しいかげおくり→戦争でのできごと→悲しいかげおくり

のような変化が起きます。

 

物語ってこういう構造なんだということを理解していくことにより

子どもたちが文章を考えることができるようになっていくのだと思うのです。

 

かといってこういう話だけでは、文章を楽しむということが足りていない気もします。

「ちいちゃんのかげおくり」では

やっぱり戦争とは平和について考えていってほしい。そのためにたくさんの本を読んでいくことも大切なのかなと思います。

 

読みと書くがつながっていることがとてもよくわかるようになってきたからこそ

どうやって教材を使っていくかなんだか

悩ましい疑問が出てきます。

 

今の自分を残しておくことで、考え方が深まっていけばいいなと思います。