雑談の魔力
「休み時間に遊ぶということは若いうちにしかできないから、おじさんになってもできることをする」
なんてとがってた時期もありましたが、今はそういうのもありだなと思います。
それでも、遊ぶことをしなくても上手に学級経営をしている人はいるので特に女性の先生なんかはすごいなと思います。
うちの隣のクラスの先生には圧倒的な女子トーク力があり、他の学年の先生には天然な話のうまさがあったり。
つまりは「子どもと学習や指導以外のコミュケーションをどうやってとるのか」がポイントで
雑談をできる関係をつくるのかということが大切なんだと。
若い先生が子どもゲームの話をしたり、マンガの話をしたりするのもよいです。
僕もそれはよくします(笑)
ポケモンだったり
マンガやアニメの話もしました。
それ以外に僕の子どもたちとの雑談ツールは
この毎日の時間割の下にちょこっと描くイラストです。
最初はコロナで登校しぶりの子が出ないように楽しんでほしいってことで始めました。
「毎日、何が書いてあるのかなぁ」
って楽しみにしてほしいと。
でも、だんだんとそのうちに
「これを書いてほしい」というリクエストが来るようになります。
そうすると子どもたちの好きなキャラクターがわかってくるんですよね。
特に東方プロジェクトはこの時に初めて知りました。
書いていくと次に起こるのは
「これは誰のリクエストなのか?」
ということです。
「これは〇〇さんがリクエストしたやつだから、今度話してみたら?」
知っている子どもたち同士をつなげるきっかけになりました。
こうやって、子どもたちとつながっていくことで、学級経営で大きな声を出すことなく指導することにつながるのかなと思います。
「先生とはアニメの趣味が合うから、好き」って他の先生づてに伝えられましたが
好きなキャラについて話すだけでも関係がつくれるのです。
外で遊ぶことも面白い話をすることもそうですが、その人なりに「先生と真面目なこと以外のつながりをつくる」
ことがベースなんだと今は思います。
でも、その人が強烈なインパクトがあると次の学年で反感を買うことはあるかもしれませんが(笑)
その人なりの好きなことを使って「学習以外のつながり」をつくることが学級経営で意識するといいんだろうなぁと思います。
休み時間にドリルの丸つけをしてると早く帰れるから、効率を考えたら遊ばないを選んでしまう人が多いのかなと思いますが笑
働き方改革しちゃいけないところですね。