しんかいのデザインノート

小さな振り返りノートの積み重ねから気づいた大きなスケッチブック。今のところの考えをつれづれなるままに。

夏休みの読書

夏休みは読書をけっこうします。いつもと同じ時間に起きて、朝カフェに入り読書する。これが日課です。

 読んだ本をずらずらっと。

 

 

ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム (文春新書)

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本を読むときに何が起きているのか  ことばとビジュアルの間、目と頭の間

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人を動かす人柄力が3倍になるインバスケット思考

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人を動かす3つのスイッチ 話し方を変えるだけで仕事力が劇的にのびる!

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働く、編集者―これで御代をいただきます。

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書く仕事入門―プロが語る書いて生きるための14のヒント

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人を育てる「叱り」の技術

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「いじめ」は2学期からひどくなる! (一般書)

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教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために

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オープンダイアローグとは何か

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 ネガティブな本もそういう感情に寄り添うためには必要かなと。

こういう本も大切にしてあえて選書します。

僕のクラスで問題が起こっているわけではないですが、

そういうことにも常に敏感でいたいなと思うわけです。

 

そして、読んだ本は必ずノートにメモをします。これはこれまで8年間ぐらい読んできて、ビジネス書は必ず。

再読するときにはノートから見直していきます。

 

たぶん、こんなことしているひまな人はいないですね(笑)

全国国語授業研究大会に行ってきました。

2日間、夏の国語に来るのははじめて。
みんなで学習材を検討して、難しかったけどおもしろかったなー。

「もうすぐ雨に」があんなに盛り上がる教材だとは。物語の伏線って気づくとおもしろいものです。
アクティブラーニングも追い求めていくのもいいけど、今こんなに頑張っている「単元を貫く言語活動」(もうあんまり言われなくなってしまった言葉らしいけど)がどうなってしまうのかも気になってて。
「おまえ、うまそうだな」の授業はこれまでとこれからのつながりを見せてくれたんだなーと思います。

僕の授業にたりない「国語の言葉」がなんなのか、どうしていけばいいのかもなんとなく見えたし。
こういう形にこれからはなっていくんだろうなと。

あまんきみこさんの「ちいちゃんのかげおくり」の朗読は涙が出ました。

最後までいたかったけど、歯医者さんに行かねばならなくて断念。
ワークショップは出られなかったので、本を買ってきました。

どうでもいいけど、歯医者は嫌いです(笑)

ヒドゥンカリキュラム~目に見えない文化をどう伝えるか~

ものや人がガラッと変わることはよくあります。

 

そのときによく思うのは、文化をどのように継承してくのかということです。

教員の世界も団塊の世代が退職時期を迎え、大量採用時代と言われています。

若い人たちもたくさん入ってきました。

「新しいことにチャレンジできる」「目の上のたんこぶみたいな大人がいない」からいいじゃないかと思われるかもしれません。

でも、実際の現場はそうではないなと思います。そんなモチベーションを持って入ってきている人も、教育現場では初任者とベテランは同じ土俵です。

だから、失敗したらいけないんです。特に1年目は職業がかかっているんですから。

となると困ったときに助けてくれる人がいるかといえば、周りも若い人たちなのでそんな余裕はありません。

 

そうなってくると、これまでにあった文化が伝わらずに崩れてきてしまうのです。

例えば「教室移動のときにはきれいに片づけてから特別教室へ移動する」

ヒドゥンカリキュラムというものが伝わらずに流れてしまうのです。

僕だってまだまだ経験年数が浅いですが

「体育のときはストレッチパンツではなくてジャージで指導するように」なんてことを伝えなくてはならなくなってしまうのです。

明文化されていない文化を伝えていくときに

やはりベテランの方の力は尊いものだなと思います。

 

近い年齢の人に言われても「え、何でですか?」っと反論されてしまったり

流されてしまうことがよくあります。

伝え方ももちろん考える必要があるとは思いますが、

立場とか年の功ってあるんだろうなと思います。

 

そんなことを考え、僕は若手育成をどうするのか。

アサーション」という言葉とともに考えていきたいと思います。

夏休みのぶらぶら「東芝未来科学館」より

今日は東芝未来科学館へ行ってきました。

東芝の作る未来ってどんなものなのだろうとお休みを利用して。ラゾーナのすぐ近くなので簡単に行けます。

夏休みなので、子どもがたくさん。自由研究に使えるってのもあるのかもしれないですがすごいです。

 

IT化されることにより「よりスマートに」

目指すところはそこなんですが、最近では忘れてはいけないこともあるなと思います。

これは前に「地図から学ぶインフォグラフィックス」を学びに行ったときに聞いた話ですが、

昔はお風呂を沸かすのにも火の番をしなければならなかったり、人数が必要だったんですよね。他にもやらなければならないこともあったから、分業というシステムが上手に機能していて。

今ももちろん分業はされていますが、蛇口をひねればお湯が出てくるので、「火の番」という仕事はなくなってしましました。おそらくこれから時代が進めば「火の番」というのも記憶からなくなってしまうんだろうと思います。

IT化は人数も少なくしました。電子レンジでチンしている間に、フライパンで調理するように

一人の人が2つ・3つの仕事をすることを可能にしたからです。時間も人数も減らすことに成功した

そして今度は新しい競争が生まれます。

それまでは「1つのことを時間を短くする」ことが正解だったのですが

IT化により「同じ時間の中でいくつの仕事ができるか」という競争が生まれるのです。

この話は僕の心の中でけっこう響いています。

 

こんな時代の中にあって「忘れてはいけないことを忘れてはいないか」「これからの未来、いくつのものが消え、新しいものが生まれていくのか」

少しずつ考えるきっかけになるものだなと思います。

 

考えたいこと。

やっとやってきた夏休み。

今の僕の課題であろうことを学びに行く時間。
今の僕はいろんな姿がある。

職場では、だんだんと僕は少しずつ周りの人を助けるとか育てるとかそういう年齢になってきて。
立場は、うすうす感づいていた。
でも、いろんな感情がじゃましてうまくできなかった。
僕に足りない「受容すること」
「思ったことをすぐに言ってしまう」
「ストーミングを起こす」
僕のよさ?でもあり、短所でもあるところにちゃんと向き合わないとなーって思う。

きっと自分だけが好きにやる時代は過ぎたんだろう。
「いい職員室をつくれないといいクラスはつくれない」
この言葉にやっと気づけるようになった。

クラスでは、まだまだ教科の専門性ということにこだわる必要があるなーと。
保育園の参観、幼保小の連携研修を終えて
学びの本質とか子どもの様子をどう見るか。
もっと整理していきたいなと思う。

3年間ぐらいちゃんと授業をつくるってことをたくさんしてきた。
この時間は大切だったと思う。本当に大切なものが見えてきたし。
でも、まだ。
まだまだ。
もっと整理しよう。

もう一つは外のことで。ファシリテーター、グラフィッカーとして。
まだ知らない外の世界を探求する僕の大切なツール。
技術をもう少し上げていきたいなと。

外の世界から僕のフィールドに活かせることは山ほどある。

やりたいこと、整理したいことたくさん。ゆったりとした時間の中で考えたい。

自分を否定する苦しさ。

嫌いなこともある。嫌なこともある。

でも、ふと気づいた。なんでだよーって思うばっかりで、好きになろうとしていたのか?ってことに。

僕はこういうことがあると振り返る。

感情をコントロールしてなかった。あー、これって自分が嫌いなんだ。どうしてだったんだろう?

ここまではいつもすること。

でも、その次。ちょっと嫌だけど、踏み出すとしたらどうなのだろう?

そういうことを考えなくては、振り返りではない。

振り返ったつもりだんだろうなー。

 

僕のくせに気づく。

そして、振り返りはものすごく心が苦しいものだと気付いた。

だって乗り越えないといけない自分がそこにいるのだから。

自分からあいさつ自己紹介

だんだん先輩になってくると

自分から挨拶するってことがなくなってきている気がします。

ついこの前の飲み会でも、

初めての人がいるのに忘れてました。

体育会系とかそういうことを言われるけど、当たり前だよなーと。

礼儀正しさとかそういうこと、僕も忘れかけてる。

襟を正される1日でした。