エコキャップを数えよう
うちの学校ではエコキャップといって
ペットボトルのキャップを集めている。
なかでも、うちのクラスは集める数が多い。
子どもたちも
「2年2組はもう12人も助けてるんだよ!」
とちょっと誇らしげ。
今月もいっぱい集まったので
1000より大きい数のはじめとして
「みんなで数えよう」
今回はいつもとは違う。
いつもは班ごとにいくつかずつ分けて
班で数えてくれた分を僕が電卓で計算するんだけど
今回は、1つのことにみんなでチャレンジすることが
サブテーマだった。
「みんなに時間をあげるよ。何分がいい?」
「教科書のページにあるように分かりやすく並べてね。」
ということで始まり始まり〜
床にバーっとちらばったエコキャップを
思い思いに数え始める。
最初はばらばらにやっていたけど
1000のかたまりにはならないかな〜っとつぶやいていると
そのうち、「○○さんのところと合体」
とどんどんつながっていく。
そして紙とえんぴつで計算する子どもたちも
出てきた。
「これ100こあるよ」
とどんどん集まっていく。
うんうん、いい調子。
しかし、アクシデントがやってくる。
移動している最中に
どこが数えてどこが数えてないのかわからなくなってしまったり
数えていたものを二重に数えてしまったり
ふりだしにもどってしまった。。。
そこでみんなで振り返り。
よかったこと、残念だったことをそれぞれ考える
「みんなこっからが大切だよ。ここから考えることには
いいクラスになる秘密がたくさん隠れているから」
○みんなで分けたのがよかった。
○一生懸命みんなが数えてよかった。
●でも、横取りしていた人がいたのがダメだった。
●もっと整理して数えればよかった。
ワークシェアリングを自分たちで考えるなんてすごい。
と思いながら、
みんなでお片づけ。
出来なかったけど、それはとてもいい体験でした。