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うみをあるくえかきびと

小さな振り返りノートの積み重ねから気づいた大きなスケッチブック。今のところの考えをつれづれなるままに。

チャレンジレベルアップ!

自分らしさが出せる部分も少しずつ出てきたので
少しチャレンジしてみるかということで

小学校の保護者向けの広報誌に書いてみました。

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体験から学ぶ

 先日、算数の授業の中でご家庭に協力してもらい、日常生活にある水のかさの単位を調べました。ペットボトルに書いてあるリットル、牛乳パックに書いてあるミリリットル
など子供たちは様々なものを教室に持ってきてくれました。でも、なかなかデシリットルは見つかりませんでした。そこで「デシリットルはないのかな。」とつぶやくと、次の日、調べてきてくれた子供が何人もいました。「先生、デシリットルは豆とかを測るときに使われているみたいです。」と嬉しい報告を聞きました。
 学習したことを日常生活の中に生かすということは、日々の生活にあふれている学習の機会に気づかせてくれます。そしてなにより、自分で調べて、自分で答えを見つけたという経験はとても貴重な経験だったのではないかなと思いました。
 中国の老子の古い言葉にこんな言葉があります。「聞いたことは、忘れる。見たことは覚える。やったことは、わかる。」というものです。これをアメリカの学者がさらに詳しく研究した結果が、学習の形と記憶にどれくらい残っているかを調べました。聞いたことは、10%・見たことは、15%・聞いてみたときは、20%・話し合ったときは、40%・体験したときは、80%ということでした。さらに教えたときは、90% です。きっとその子にとって教えてもらったことではなく、自分で調べて分かった経験はきっと忘れない知識となっているのではないかと思います。
 そう考えてみると、私たち大人は子供たちに「あれしなさい」「これしなさい」といいすぎて、せっかくの学習の機会を奪ってしまっていないでしょうか。失敗させたくないという気持ちから、ついつい教えすぎてしまうことはよくあることです。「失敗は成功の元」という言葉もあるように、失敗を学びに変えるために必要なことは「しっかり振り返ること」です。「やってみたとき、どんなことが起きていたのか」「どんな感じがしたのか」「次どうしてみようか」こんなことを丁寧に振り返ることが学びにつながっていくのだろうと思います。
 伝えすぎるのではなく、温かく見守り、振り返りのお手伝いをする。こんなことを心がけて、子供たちの一生に残る学習をしていきたいなと、いつも心に思って子供たちの指導に当たっていければなと思います。


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今週は研究授業。
算数の授業ではタブーとされている(?)グループ活動を行います。
指導担当の元公立小学校の校長先生には
事前の授業を見てもらい、展開にお墨付きをもらったので
あとはやってみるのみ。

どう転ぶかはわかりません(笑)