うみをあるくえかきびと

小さな振り返りノートの積み重ねから気づいた大きなスケッチブック。今のところの考えをつれづれなるままに。

伊那小学校から学んだこと

この2日間はすごく濃厚な時間でした。

ちょっとずつまとめていきたいと思います。

土曜日、朝早起きして伊那小学校へ
僕自身2回目の公開研究会への参加でした。
去年と違って、今年は違う見方ができるっていう自信が根拠もなくあったので、どうしても行きたかったものです。


3年生の音楽
学習発表に向けて最後の練習
ちょこっとの発声をした後、先生から出てきた言葉は
「さて、今日どうする?」
でした。
「『でも、だから』の練習をしたい」
「どんなふうに歌う?」
こんなふうにして授業が子供たちの言葉を聴きながら
質問をし、子供たちで相互指名をし紡ぎながら進んでいきました。

感覚的な言葉は歌ってみてたしかめ、また議論をしていく。
ときどき板書をし、子供たちの意見を書いていく。
その姿は「ファシリテーター」なんじゃないかと思いました。


その後、研究冊子を見てびっくり。
自然に起こっていた課題だったり、その解決だったりはその通り書かれていました。
初任の先生がやっているとは思えない授業で・・・


共同参観は3年生
45分間黙々と羊の毛でできた糸をつむいで、編んでマフラーや帽子をつくっている子供たち。
その中でも、お互いに助け合ったり、何度も何度もチャレンジを繰り返している姿は
去年見た感じを思い出しました。


研究会はグループ討議だったので、伊那小の先生に質問することができました。
気になっていたのはこの課題づくり
「クラス全員が納得するまで、反対の子を説得したり、多数決では決めない」
ということを聴いたとき、この材に対する深い想いを感じました。

また、「教師の介入する場面は?」と言った時に
「この題材に対する教師の思いがあり、それが教師の出になる」
「出ないという『出』」
という話を聞きました。


子供たちがあきらめずにチャレンジしてほしいと思えば、そこではあえて何も言わない。
子供たちが困っている時に助け合ってほしいと思えば、そこで何も言わない。


僕がいつも感じていることをすごく後押ししてもらいました。
そして素敵な観点をもらった気がします。
振り返るときのいい視点になったと。


自分がやっていることを友達と共有する
自分の高まりに気づく
対象への思い


この3つの観点はすごく印象に感じました。

総合学習はPAに近い部分もたくさんあり、そのすべての探究活動がアクティビティのようでした。
これは体験学習サイクルを教科学習に生かす時にすごくヒントになるとも。


終わった後、伊那小学校の先生ともお話しする機会があり
とても大切な一日になりました。