しんかいのデザインノート

小さな振り返りノートの積み重ねから気づいた大きなスケッチブック。今のところの考えをつれづれなるままに。

積み重ねる。

自分で忘れたくないことをこの時期はノートにf:id:sakanastone:20170403215129j:image

 書き写している。10年目を迎える振り返りノート。

感情的にならず丁寧に聞こうって、そのステップを自分なりに整理しながら書き写していた。

ノートを見返しながら。

 

そこでふと気づく。どうしてこんなに何回も書いているのに嫌じゃないのか?

いや、やっぱりめんどくさい。

でも、そのステップを僕は何度でも書くだろう。これが体験的に染み込んでいくために。

書くという作業。

振り返るという作業には忘れたくないことを残しておく。

そうやって積み重ねていけば、自分が成長することができるんじゃないかと。

 

なんかやっていてふとひらめいた。振り返りの価値。

これまでの振り返りについての考察も合わせて、また読み直してみよう。

 

こっちはfacebookに書いたもの。

時間と読む人が違えば、ちょっと書き方が違うのがおもしろい。とメタ認知

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新年度になったからなのか、
今日はずっと去年までの自分は何を考えていたのかって、振り返りノートを見返しています。

きっとそして、あーそうだったって思いながら忘れちゃいけないことをメモして。
そんなノートを見ていると「2年前の自分はなんて浅いんだ(笑)」って
自分は進んでるんだなって実感できる。
そうやって、たまに思うとともに。

気を抜いたら忘れちゃう、感情に支配されて素の自分が出てきてしまう
なんて怖さもあります。
だから、何度も何度も積み重ねているのかも。

今年も毎日積み重ねて、忘れたくない1ページを残していきたいと思います。
そうすれば、変わっていけるのかなー。

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はじめての音楽のワークショップ体験

今日は音楽のワークショップを。

音楽が得意ではありません。だからこそ。
自分のしたことをないことをすることで、「できない」っていう感覚を味わう。ドMだなと思います(笑)

音楽だけではなく、他のこともそうだけど
得意な人もいれば、得意でない人もいる。

その時の「何」がこの不安な感情を呼び起こすのか
「簡単にできる」「どんな音を出しても大丈夫」と言いながら、その人の心の中には音を出しながら感じる劣等感があるんですよね。

そういう人はものすごくこれから何が起こるのかが不安で、一人でやれなんて即興で言われたらもう怖いわけですよね。

それなら、みんなで一斉指導されてる方が気持ちが楽だっだり。

グループで何か作るのだって、「足を引っ張りたくない」という気持ちになるし。

そんな感情をケアするような人間関係と
ていねいな場づくり
ついつい繰り返したくなる仕組み
こんなことがきっと必要なんだろうなー。

と。

なかなかふだん体験できない経験。もうちょっとゆっくり振り返り、僕の場づくりに活かしていこうと思います。

そして、こういう僕とは違う他者からの学びは僕に一番の刺激をくれます。
同じような考えを持っている人との話は、励まされるけど学びとしてはどうなのだろう?

 

今年はけっこう大変だったから、

公立学校も私立学校も転職として考えました。

でも、きっとこういう僕とは違う他者が

僕を成長させてくれるのだと思うと、まだまだこの場に居続けようと思います。

 

今日はなかなか刺激的な場でした。

子育てに必要な感情?

3月はお別れの多い季節です。
卒業式が終わって、いろんな方のスピーチを聞いていると、

僕は大切な感覚を忘れてしまっているのではないか?って思うことがあります。
叱り方、ほめ方
場づくり
授業の形
課題のある子への対応の仕方
子どもとの接し方や授業についての技術は身についてきたものもあるけど、
もっと大切なもの。
「子どもがかわいい」「子どもを好きになる」ということ。

もちろん成長をしてほしいから
イライラしてしまうこともある。
「叱りながらも、かわいいと思う。」
その感情はなんだか今の僕にはないような。ちょっと他の人がまぶしく見えます。

結局のところ、「コントロールしたいだけじゃないのか?」と言われたらそうなのかも。

放送室にいたのもあって、卒業式は涙を流すことはありませんでした。あまりかかわってない学年といえばそうなのですが。。。

そんなことをもんもんと思いながら。
やんなきゃいけないことがたくさんあるけど、
今日は一日、読書と完全オフです。

今年度もあと4日。
もう少し自分の感情を大切にしたいと思います。

エンドユーザーは子ども

という言葉をもっと自分に落とし込まないと。

自分は何がしたいのか?

自分は何が見たくて、何を聞きたくて、何を感じたくてこの仕事をしているのか?

子どもの成長?

子どもの笑顔?

 

春休みはいろんな人に会って話をしたいなー。

 

「こども哲学」で対話力と思考力を育てる (河出ブックス)

「こども哲学」で対話力と思考力を育てる (河出ブックス)

 

 

 

あんまり読書のメモをリマインダーにしないけど・・

自由な存在だと認め合い、ルールを作ること
公教育は社会を意識すること
ルールを理解し、実践する力を教育でつける
全員が自由になるための教養を身につけること
そのための教育政策=一般福祉
暴力で押さえ込むことはしない。ルールとして罰はありか?

イエナプランは産業化により地方から出てきた身寄りのない子どもたちのために始まった。
1日に何度も行われるサークル対話が安心の場。
異年齢の場で年上、年中、年下は徒弟制度と同じ。学び合いが起きる。

情報を得る学ぶ。自分で考える。共有し学び合い、考え合う。
誰かを傷つけることがない限り承認する。そして、調整し合う。自由の相互承認の感度
自分の学び方さえ主体的に考察していく
一年間のコンテンツを与え、どうすべきか考えさせる。個別化
孤立化を防ぐ学び合い。いかに下を救えて、上も伸びさせるものであるか。自然発生的なものと計画的なもの。協同化

自分・自分自身へのフォーカス、なぜその行動をとるのか、なぜそう感じたのか、障害となる感情をうまくコントロール
他者・他者との協調
世界・複雑なシステム思考
問い・仮説・実験・調査・報告・振り返り

感受性の交換→作品の優れているところの共通理解へ
そして、建設的な第3の解へ

 

この本だけはちょっと個人的なメモを残しておこうかなと思います。

また振り返ることができるように。

そう思える本でした。

 

公教育をイチから考えよう

公教育をイチから考えよう

 

リフレクションを促す指導に

リフレクションというか叱る指導について色々考えました。

結論から言うと結果を見せる。と言うものがすごく大切なんだなって。

この先に行くとどうなるのか?

違う道に進むとどうなるのか?

そのためにどう行動していたのか?

どう行動したいか?

周りにはどう見えているのか?

相手の気持ちを考えると?

それをキーワードにして心に刻む。

変容後まで見とる。そして、ほめる。

 

こんなことをやはり大切なんだなーと。

ぼくの中のフルバリューの根本は

やはりplay hardとBe honest

そこから周りへ向かうんだと。

改めて考えました。

 

でも、こういう自分とは違う他者から学ぶことは多いです。

同質性が高くなると学べない。

そんな感じはします。

 

人間を育てる 菊池道場流 叱る指導

人間を育てる 菊池道場流 叱る指導

 

 いい本でした。

第38回湘南PACE「ぱぱぞうの体育」から


みんなでなわとびしたり、歌ったり。
僕はリズム系が得意ではないですが(笑)

たくさんの気づきがありました。
僕はなんでも自分でなんとかしようという気持ちが強い。

でも、もっと集団の力を信じるってことも必要なんだなーと。
個人がどういう人で、それをどういう受け止めるのか。
自分に相手のものさしを入れるってステキな言葉だったなと思います。
ここはいいけど、ここは努力すること
そんな本音が言い合えるってきっと大切なんだろうと。
みんな待ってるから、ここまで来れるように一緒に歩こうって
サポートしてくれること

そんな自分になるためにふだんの自分を見つめ直すこと。

たぶんそんなことが集団を居場所にするってことなんだろうなと。

アクティビティに関して、新しい見方ができた1日。

場所に安心感をつくる。

集団に対しては、彼はここは頑張ってるからって。
嫌なことは嫌だけど、がんばってるんだから。
ここはいいよねって。
待ってあげようって。
サポートしてあげようって。
君たちのレベルと彼のレベルは違うかもしれないけど、自分たちのレベルは下げずに待っていようと。

 

そういうことってあるあるーって。共感しながら、

見守ることができたらいいのかもしれません。

教室が居場所になるって

人が居場所になるんではなく、教室が居場所になるって難しいなとまだ悩んでます。